オススメ家計簿としてよく耳にするマネーフォワードってどうなの?
という疑問に関して実体験をまとめます。
まず、使った方が良いか否かという単純な2択の場合、使った方が断然良いという結果となります。
今まで私は自前エクセルで頑張っていましたが、その場合はPCでの対応が基本となりますので一定期間毎にまとめて見直しという形をとらざるを得ませんでした。
携帯アプリの場合はPCを開く必要が無く、銀行や証券口座、カードと紐づけることで自動取り込みや仕分けをしてくれるため、場所や時間を選ばずに確認できるのはかなりの進歩です。
しかし、このアプリは使い勝手に癖があります。
私のエクセルの個人管理のように、なんでも自分仕様に自由にカスタマイズできるものではありません。
初期状態で用意されている仕分け項目は多すぎで、あまりに細分化された仕訳けは逆に非効率に感じます。
効率的に使用するためにはこまめに設定のチューニングをしていく必要があり、可能な機能をフル活用して、できる限り自分の希望に近づけるという使い方を模索しないといけません。
私も使い始め当初は一日20分~40分くらいこのアプリをいじっていました。
その点はゲーム感覚で設定を組み替えることができるため簡単です。
結局大事なことは毎日家計管理を行うということで、このアプリだけで家計管理が成功するわけではなく、自分にとって最も良い家計管理の形を整えていく必要があります。
このアプリで設定した予算を達成するために日常生活も見直していく、それを短時間で実現・解決するツールという解釈をするのが正しいと思います。
私としては大きく分けて以下の大項目があれば良しと考えています。
①住宅・固定費(逃れられない費用:公共料金・通信・保険・ガソリンなど)
②食費・日用品(大前提として特定の誰かの為ではなく、家族皆で使うもの)
③趣味・娯楽・レジャー(家族全員で使用したもの。もしくは家族の誰かの趣味や娯楽)
④その他特別な支出(月額制ではない団信や車検、固定資産税や冠婚葬祭、医療費、ふるさと納税などの支出)
⑤自分用(交通費、お昼の食費、その他)
⑥副業
個人の家計管理であれば①~④で十分と考えます。
⑤私の仕事の交通費やお昼の食費などは家族と別会計をしてわかりやすくしたかったため、家族全員を不平等にしないための施策です。
⑥に関しては、可能であれば家族会計に含めないのが理想です。
私の場合は一部合算になってしまっている部分があり、いずれ見直していくものになります。
個人的に一番問題に感じているものは大項目の名称ですね。
大項目の名称を自由に変えさせてくれると嬉しいのですが、名称変更をさせない制限が入っているという点は疑問を感じますね。
家計簿Appとして非常に有能であることは認めつつ、大項目の名称変更を可能にするという改善を期待したいところです。